【漫画】名探偵コナン 各エピソード一言感想②(11巻~20巻まで)
そういえば存在を思い出したので。
最新刊まで追いつきたいという気持ちと、再読する時にどの話を抑えればいいかのメモの意味も含めて、以下一言感想を残しておきます。
この記事では11巻~20巻まで。☆は名探偵コナンの本筋を追うにあたっての重要度です。
27.雪山山荘殺人事件(☆)
肺を刺すことで窒息死させる事件、絶対にこんな殺され方したくないでしょ……。
28.テレビ局殺人事件(☆)
犯人が露骨に松尾貴史のオマージュなんだけどこれいいのか……?
29.コーヒーショップ殺人事件(☆☆☆)
妃英理初登場回。妃英理まわりの人物相関がこの話だけではっきり分かるので、他の初登場回よりも抑えておく重要性は高いと思う。
30.霧天狗伝説殺人事件(☆)
本筋には関りがないけど、コナン史上でも特にスケールが大きいトリックなのでそれを見るだけでも十分面白いと思う。
31.月と星と太陽の秘密 (☆)
阿笠博士の昔話がちょっと出てくる。それだけ。
32.ゲーム会社殺人事件(☆☆)
テキーラという黒ずくめの男が出てきて即死する事件。☆2にしたけど黒の組織を追うにあたっては特に重要性はない事件。
33.ホームズ・フリーク殺人事件 (☆☆☆☆)
平次に正体がバレる事件はこれ。「わかってしもたんでんがな!」とかの奇天烈関西弁が出てくるのもこの話。
二次創作のアイリーン・アドラーが解釈違いという理由で連続殺人を決行する犯人を90年代で書く青山剛昌は先見の明がありすぎる。
34.三つ子別荘殺人事件(☆)
「パチンコ店は条例で夜11時までしか営業できない」っていうアリバイの矛盾を、週刊少年漫画雑誌の想定する読者層がはたして見つけられるのか……?
35.イラストレーター殺人事件 (☆)
ここでのトリックは後に浪速の連続殺人事件に応用されます。
36.大怪獣ゴメラ殺人事件(☆)
大怪獣ゴメラの存在が出てくるのはたぶんこの回が初めて。
目の前で怪獣が人を刺し殺すって相当トラウマだと思うけど、少年探偵団はこの後も特に変わらずゴメラの映画を見ているのでメンタルが強すぎる。
37.追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件[1] (☆)
コナンの顔が幼少期の新一に似てる、という話を14巻でやるのがすごい。
38.追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件[2](☆☆)
山村刑事初登場。工藤優作の推理が見れる事件。工藤優作はコナンに出てくる安楽椅子型探偵ポジションなので、さっと出てきて事件を解決して去っていくくらいの出番が一番いいんだと思う。
サッカー少年に野球のスパイクする足の話をするなよとは思うけど、サンデーはMAJORがあるからな……野球は国民的スポーツだからな……。
39.スキーロッジ殺人事件 (☆)
新一(コナン)の声を聴いて蘭が事件を解決する話。新一と比べると蘭姉ちゃんは本当に普通の人間だと思う。
茶系の長髪かつらのトリック、正直髪見たらかつらだとわかる気がするけど。
40.人気アーティスト誘拐事件(☆)
TWO-MIXが今年で25周年というニュース見て倒れそうになった。
41.金融会社社長殺人事件(☆)
それが解毒剤だってわかるのはムリゲーでしょ!? そこ抜きでも解けはするんだけど。
42.名家連続変死事件(☆☆☆☆)
「推理で人を死なせる探偵は殺人者と変わらない」が出てくる事件はこれ。ピアノソナタ「月光」を受けての事件であり、コナンと平次の探偵としてのスタンスの違いを決定的に表した事件なので、おすすめ。
43.帝丹小七不思議事件(☆☆)
小林先生初登場事件。コメディオチなんだけど先生たちの驚愕顔が怖いので結構ドキドキする。
44.コナンvs怪盗キッド(☆☆☆)
怪盗キッド初登場回。キッドは「捕まえられない犯罪者」か「コナンと思想を異にする共犯者」か「事件に直接関係のない第三者」の3パターンの立場を事件ごとに取っていて、敵とも味方とも言えない人になっている。この事件だと「捕まえられない犯罪者」。
捕まらないために海を泳いで帰るキッドは相当しぶといと思う。
45.名陶芸家殺人事件(☆)
これ棚の釘の血液調べたらトリックわかるしツボの携帯電話の契約調べたら犯人もわかるから、探偵いらんのでは……?
46.スキューバダイビング殺人事件(☆)
毛利小五郎は妃英理が何をしていたか一発で見抜く洞察力があるのなら、コナンの助けなしでもそこそこ有能探偵になれるのでは……?
47.強盗犯人入院事件(☆)
コナンでは珍しい1話完結エピソード。1話で犯罪集団登場→撃退までスムーズに行っている。コナンがどういうノリでどういう展開の仕方をするのかすっきりまとまってるし、エンタメとしても面白いのでおススメ。
48.盗賊団謎の洋館事件(☆)
コナン、定期的に暗号ネタを出すために色んな職業の人を出すな……。
49.時代劇俳優殺人事件(☆)
このトリックにかけた金額を思うと費用対効果が見合っていたのか悩む。
50.初恋の人思い出事件(☆)
FAXに時代を感じた方!今でもFAXを使う会社が存在するんですよ恐ろしいことに!
51.黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[1](☆☆☆☆)
哀ちゃん初登場回。哀ちゃんのターンはここから20巻以上メインプロットに食い込むので登場回はめちゃめちゃ重要。事件はそれほどでもない。
52.黒の組織から来た女 大学教授殺人事件[2] (☆☆☆☆☆)
「APTX4869」の名前が出たり、哀ちゃんが何を考えて黒の組織から逃げ出したかがわかる重要回。長い付き合いになりそう、とは言ったけど100巻超える付き合いになるとは誰も思わなかっただろうな……。
53.ミステリー作家失踪事件(☆)
今だとSNSで早々に解かれて別の問題が起きてた気がする。
54.浪速の連続殺人事件(☆☆☆)
和葉初登場回。あとは沼淵が出ていたりするので重要度は高め。
連続殺人だからかもしれないけどコナンの中でも相当に被害者の邪悪度が高い。金田一でもなかなかいない邪悪被害者ですよ!
55.競技場無差別脅迫事件(☆☆☆)
哀ちゃんの年齢が明かされる回。重要度はそこだけで評価。
犯人の逆恨み度が酷い。TV局に罪がなさすぎる。
56.奇術愛好家殺人事件(☆)
クソリプで殺された事件。青山剛昌は本当に先見の明があるな……。パソコン通信という響きに時代を感じる。トリックはなかなか大掛かりでいいですね。
57.バスルーム密室事件(☆)
私はこの事件で塩素ガスの危険性を学びました……。本筋とは全く関係ない話だけどトリックは結構面白くて好き。