Yの悲喜劇

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【漫画】名探偵コナン 各エピソード一言感想③(21巻~30巻まで)

 続き。

 

m8a0y1u.hatenablog.com

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 最新刊まで追いつきたいという気持ちと、再読する時にどの話を抑えればいいかのメモの意味も含めて、以下一言感想を残しておきます。

 この記事では21巻~30巻まで。☆は名探偵コナンの本筋を追うにあたっての重要度です。

 

 

 

 

 

58.青の古城探索事件(☆)

 私が知る限りコナンで一番怖い事件。からくり屋敷でコナン・博士を早々に失って少年探偵団だけで無差別殺人犯から逃げなければいけないの怖すぎじゃないですか?

 ラストの無常さがすごい。

59.空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件(☆☆)

 新一が初めて事件を解決した話でもあり、後の「ゴールデンアップル」につながる話。けどこの話を抜いても本筋を辿るには特に支障はないと思う。

 現在はノンワイヤーブラジャーが多くなりましたね……。

60.本庁の刑事恋物語(☆☆)

 高木刑事&佐藤さんのラブコメシリーズは37巻の爆破事件まで読者を引っ張るサブプロットとして展開していきます。なので37巻までは☆2つ。それ以降も続くけどあそこで一区切り感あるので……。

61.結婚前夜の密室事件(☆)

 気づいたけれど平次&和葉ってサブレギュラーのわりに登場頻度高くないか……?

62.上野発北斗星3号(☆)

 新一ママがちょっとびっくりするくらい可愛い回。結局明かされないメイントリックが何か気になる。

63.園子のアブない夏物語(☆☆)

 京極さん初登場回。茶髪の女というだけで襲われるの、無差別殺人にもほどがある。

64.最後の上映殺人事件(☆)

 応援上映の概念が存在していない時代に応援上映した話。そう今は映画館で声を出して応援するスタイルが肯定される時代だけどこの頃は違ったよね……。

65.二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件(☆)

 海にドボンして生還する平次は奇跡すぎるけど、平次はコナンにおける純粋な名探偵なので、ポジションと照らし合わせると生き残るのは道理だと思う。

 サスペンス要素強めで、コナンの非黒の組織回の長編ものでも面白い方だと思う。

66.本庁の刑事恋物語2(☆☆)

 いわゆるコナンの爆破セレモニー回。キック力増強シューズで!阿笠博士が!気絶させられる!ここが一番面白いと思う。

67.暗闇の中の死角(☆☆☆☆☆)

 新出さん初登場回。初登場だけでなく、ここで起きた事件が今後重要な伏線になっていくので必須度高。コナンの単発事件で本筋にかかわる話って稀だなと思う。

68.黒の組織との再会(☆☆☆☆☆)

 哀ちゃんが元の姿に戻り、ピスコ・ベルモット登場で最高に面白い回。麻酔対策で自分の腕を撃ち抜くジンさんがだいぶ常軌を逸している。

 ところでトリックこれ大胆かつリスキーすぎて、完全犯罪の黒の組織とは何だったのかと思う。

69.よみがえる死の伝言(ダイイング・メッセージ)(☆)

 空港コードとかわかるか!!

70.鳥取クモ屋敷の怪(☆)

 いわゆる「Shine」の回。ただ「Shine」は事件の直接の動機ではなく、事件の直接の動機自体は連続殺人ものとしては普通の方だと思う。

 「Shine」の処理は犯人の異常さよりも、平次の探偵としての冷酷さの方が目立つ回だと思う。コナンはやらないぞ……。

71.命がけの復活 洞窟の探偵団/負傷した名探偵(☆☆☆☆)

 ここから新一化まで長めのエピソードが連なる。

 この話単体で言うと、光彦の頭が良すぎる。お前は本当に小1か?

72.命がけの復活 第三の選択/黒衣の騎士 (☆☆☆☆☆)

 コナンでは珍しく帝丹高校での殺人事件。そして貴重な現在時間軸での新一登場回。

 被害者は確かに屑なんだけれど犯人に対して無害なので動機がだいぶトンチンカンなことになってる。石持浅海っぽい動機。

73.命がけの復活 帰ってきた新一…/約束の場所(☆☆☆☆☆)

 時間切れによる告白未遂なんだけれど、ちゃんと恋人同士になるまでこれから70巻近くかかるとは誰も思わなかったろうな……。

74.意味深なオルゴール(☆)

 時代しか感じないポケベル登場。

75.容疑者・毛利小五郎(☆)

 アニメで犯人役のCVを小山力也がやっていたことは覚えている。今じゃ毛利小五郎ですよ。

76.本庁の刑事恋物語3(☆☆)

 佐藤刑事父の話。今度は高木刑事が死にかける。「カンオ」はこれ解けない警察があかんと思う。

77.バトルゲームの罠(☆☆☆)

 ジョディ先生初登場回。フグの毒の名称をこれで初めて知りました。こういう格闘ゲームって今もゲーセンにあるのかなあ。

78.きのこと熊と探偵団(☆)

 ここで出てきた光彦→哀ちゃんの矢印、これ以降ほとんど出てきてない気がする。

79.偽りだらけの依頼人(☆☆)

 平次ママ初登場。大阪の人は本当にアイスコーヒーを冷コーというのでしょうか……。マクドよりも聞いたことない。

80.そして人魚はいなくなった(☆☆)

 傑作エピソード。犯人の意外性、ラブコメ交えたサスペンス展開、とんでもない真相とコナンの中でも一番のエピソードだと思う。
 「宮野志保」の名前が出てくるけれど後々の伏線になるかは不明。

81.封印された目暮の秘密(☆)

 厚底ブーツのガングロギャル……時代しか感じない……。

82.謎めいた乗客(☆☆☆☆☆)

 赤井さん初登場したり哀ちゃんがベルモットとニアミスしたり事件以上に今後の展開に重要なネタがちりばめられた回。今後の展開を思うとレッドヘリングのまき方が上手すぎる。

83.消えなかった証拠(☆)

 普通に事情を話したら譲ってくれたのではこれ……。

84.大阪"3つのK"事件(☆☆)

 同じ言葉でも、そして人魚はいなくなったでは「それが真実とは(トンデモすぎて)信じられない」と謎そのものが予想外だから驚いた平次に対して、コナンが今回「その人が犯人だと信じられないから」と今までの憧れから心情的に真実を拒絶していて、平次とコナンは似ていてもスタンスが決定的に違うよなあと思った。

85.新幹線護送事件(☆)

 前段の事件の真相が今回の事件のヒントになってるのは面白い構成だと思う。

86.集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド(☆☆☆☆)

 長編推理ものに1回はある名探偵集結しての事件もの。コナンの場合、「名探偵が複数いるんだから事件なんてさっさと解決されるでしょ」という結論に至ってるのが身もふたもなくて面白い。そうだよな複数いたら即解決して終了だよな……。

 ☆4つは烏丸蓮耶に捧げます。

87.元太少年の災難(☆)

 床屋のおっちゃんが気づいてたら元太が災難に遭うこともなかったのでは。